Global Cities(グローバル都市調査)

 

 

A.T. カーニーは、今年で8回目となる「グローバル都市調査」を実施し、2018年5月29日に結果を発表した。

概要

本調査は、都市の現在のパフォーマンスを評価する「グローバル都市指標(Global Cities Index:GCI)」と、将来の有望性を分析する「グローバル都市展望(Global Cities Outlook:GCO)」の2つで構成される。2018年全世界135都市を対象に調査を行った。

GCI2018ではニューヨークが2年連続、世界で最も競争力と影響力の高い都市となった。ニューヨークは、「ビジネス活動」において大きく改善し、「人的資源」においても世界トップのスコアを獲得、首位の座を確固たるものとした。

GCO2018では、サンフランシスコが4年連続で首位の座を守った。シリコンバレーの高成長企業がけん引役になっているサンフランシスコは、引き続き「イノベーション」面で優れている。

 

  • グローバル都市指標(GCI):2008年開始。「ビジネス活動」「人的資源」「情報交換」「文化的経験」「政治的関与」の5つの観点、27の評価基準を基にランク付けしたもの。 
     
  • グローバル都市展望(GCO):2015年開始。「個人の幸福度」「経済」「イノベーション」「ガバナンス」の4つの観点、13の評価基準を基に、既に地位を確立した都市に対抗しうる都市を特定している。

 

日本の都市の位置づけ

1. 東京

  • GCIでは、6年連続で4位を維持
  • GCOでは、昨年の23位から14位に上昇し、調査開始以来、最も高い順位に

2. 大阪

  • GCIでは50位(昨年は51位)
  • GCOでは39位に少し順位を上げた(昨年は41位)

3. 名古屋

  • GCIでは70位(昨年も70位)
  • GCOで34位に上昇し、大阪と逆転した(昨年は42位)

 

2018年グローバル都市指標
(Global Cities Index:GCI)

2018
順位
都市名 2017
順位
2016
順位
1 ニューヨーク 1 2
2 ロンドン 2 1
3 パリ 3 3
4 東京 4 4
5 香港 5 5
6 ロサンゼルス 8 6
7 シンガポール 6 8
8 シカゴ 7 7
9 北京 9 9
10 ブリュッセル 11 12
11 ワシントンD.C. 10 10
12 ソウル 12 11
13 マドリード 13 13
14 モスクワ 18 18
15 シドニー 17 14
16 ベルリン 14 16
17 メルボルン 15 15
18 トロント 16 17
19 上海 19 20
20 サンフランシスコ 23 23
21 ウィーン 20 19
22 アムステルダム 22 22
23 バルセロナ 24 26
24 ボストン 21 24
25 ブエノスアイレス 26 21

2018年グローバル都市展望
(Global Cities Outlook:GCO)

2018
順位
都市名 2017
順位
2016
順位
1 サンフランシスコ 1 1
2 ニューヨーク 2 2
3 ロンドン 4 4
4 パリ 3 13
5 シンガポール 11 17
6 アムステルダム 16 8
7 ミュンヘン 7 9
8 ボストン 5 3
9 ヒューストン 8 5
10 メルボルン 6 15
11 ストックホルム 9 7
12 トロント 20 18
13 チューリヒ 12 10
14 東京 23 19
15 シカゴ 15 11
16 ジュネーブ 14 16
17 バンクーバー 24 25
18 ベルリン 18 14
19 シドニー 13 12
20 モスクワ 10 35
21 モントリオール 32 31
22 ブリュッセル 28 22
23 コペンハーゲン 21 24
24 ワシントン D.C. 19 27
25 ウィーン 29 41

 

※本コンテンツは「2018年グローバル都市調査」の抄訳の速報版です。レポート全文(英語)はこちらをご覧ください

 

過去の調査報告書はこちらから【2014年以前は英語版】

2017  |  2016  |  2015  |  2014  |  2012  |  2010  |  2008