■ 自動車産業を一つの例として、"ものづくり"企業に求められる"戦略づくり"の考え方を示唆
- 日本の自動車産業は、世界に誇る競争力を持った産業として過去20年以上日本の経済を牽引した。「よりよい性能や品質」を訴求することで進化を続けてきた自動車だが、今後はコモディティ化が進み差別化が難しくなる可能性
- また、世界的な市場の重心は先進国から新興国へと移りつつある。様々な市場で様々な環境対応も必要となり、複層的な発展への対応は複雑性を増す
- こうした大きな変化が不確実性をもって到来する時代においては、目の前の課題への対応だけでなく、将来の変化を見据えた「戦略づくり」の重要性が増す
本書では、経営環境を取り巻く変化の潮流を整理した上で、経営コンサルティングで得られた経験に基づき、実践的にものづくり企業に求められる戦略づくりの考え方を抜粋し紹介する。
また、自動車産業に限らず多くの企業や経営者にとって将来の発展に向けた戦略構築の考え方のヒントを提供することを目的としており、自動車産業や製造業をはじめとした企業の成長戦略を考える立場にある幅広い方々を対象として想定している。
■ 本書の構成
本書の構成は以下のとおりである。